初めまして。ブル子と申します。在米歴10年。アメリカ人の夫(30代半ばのただの公務員)2012年生まれの息子と2017年生まれの娘、2013年生まれのレスキュー犬と共にブルックリンで暮らしています。

息子は現在7歳(小学二年生)で、自閉症スペクトラムの診断が出ています。2歳になる前から言葉の遅れがあり、2歳半の頃から市のサービスでセラピーを受けています。

この時代ですからもちろん不安になってたくさんググりました。やはり日本語の方が理解しやすいので色々探したのですが、発達障害の情報やブログはたくさん出てくるものの、ニューヨーク市の学校事情も含めるとなかなかHITしません。結局普通に英語で情報集めの日々。

フルタイムで働いていた為(今はパート)ママ友ができるわけでもなくサポートグループにも所属していないので同じ境遇な方たちとつながることもなく割と孤独な環境の中で葛藤していたのです。

NYで暮らしている日本人て英語が出来る人が多いからなのか、発達障害の事は話しにくいからなのか。。。いくら英語で生活できるとは言っても、日本語の情報量の少なさは正直寂しかったです。

ですので!!情報発信とサポートの意もこめてブログを始めることにしました。

国際結婚、ブルックリンで持ち家、なんて言いますととても楽しそうな響きですが、実際にはバケーションはおろか週末のおでかけすらあまりしない(できない)引きこもり家族です。家庭料理もカレーとハヤシの繰り返し。地味に暮らしているただのミドルクラスファミリーでございます。

だからこそブルックリンでの普通の家庭視点からの教育事情等を発信できればと思ってます。

自分のことも少し…

発達障害を持つ息子の子育てのことを中心にシェアしようと思い始めたブログですが、子育てを通して自信のない自分と向き合わなければいけない場面が増えております。これは、息子の状況、海外の子育てであるということ、私の子育てに関するリサーチや英語の勉強の努力が足りてないこと等々が原因なんだろうなーと思い、自信がないところに更に自分のことを責めていました。

ところが、Twitterで才能溢れる方々との出会い、ある本との出会い(Twitterフォローしてくださっている方は察しがつくかと思いますがw)、TV番組等で、自信がないのは自分だけではない、皆もがいているという現実を知り、ほっとしたと同時に『自信がなくても、皆それぞれ行動している。』という部分にも焦りを感じているのも正直なところです。

私は学生時代にNYに語学留学aka遊学しに来て、日本でどこに行ってもしっくり馴染めなかった私をこの街が受け入れてくれ(=無視してくれた、というのもあるかもしれない)、また仏のような現在の夫とも出会い、それまでに着込んできた無駄な鎧を全部脱ぎ捨てて、自然体でいても怖くないくらい自信を持てるようになりました。

だから、人見知りもしないし、初めましての場も怖くなくて、いつもと変わりない姿で人と話せるようにまでなりました。

4年の遠距離を経て渡米し、また大好きな街で大好きな人と暮らすことができ、最初に就いた仕事はとんでもなく激務でしたが仲間にも恵まれて、そこそこ活躍もできて、もう「自分大好きー!」ってなってた時期もあったのです。

ところが、息子を出産してから、全部崩壊したんですよね。義家族問題、夫婦問題、金銭関係、家の購入。まぁ、大人としての現実がいっきに押し寄せてきて、いっぱいいっぱいになったのもあったのかもしれません。子育ても、自然に湧き出てくると思っていた「母性」は待てども待てども湧いてこない。子供はかわいいけどベロベロにかわいがるわけでもなく、生活のすべてをささげてるわけでもなく「いいお母さん」像からかけ離れてる気がする。夫な思ってたような「父親」にも近づいていかない。

子供が産まれると、何から何まで思うように動けなくなるんですよね。

そこで、ざざーーーっと積み重ねてきたものが崩れていった感じです。

そして、全て私のままを受け入れてくれる古くからの友人はすぐそこにいない。LINE等で話はできるけど、もう彼らにとって私は日常の中にいないし、逆も然り。頼れる人がいない、わかってくれる人がいない、吐き出せない、うわーーん。と無限ループに入ってしまったんだと思います。

正直なところ、そこから全く這い出せていないです。

でも、光が見えてきた感じがします。それがTwitterでの出会いかな、と分析しております。

私にとってのセラピーとしても、内側で蠢いている感情をこのブログで整理していきたいと思います。

「あ~私だけじゃないんだ」と思える人が、一人でも増えますように。