3歳になってからのプログラム ①

こちらの記事( Early Intervention )で3歳になる前に受けたプログラムのお話をしました。今回は3歳になってからどんなサービスを受けたかお話ししたいと思います。

3歳になるとPreschool Ageとみなされるようで、プログラムの管轄も教育委員会 (Department of Education) に変わります。


Special Education in NYC
All students with disabilities who require special education services have Individualized Education Programs (IEPs). The IEP, which is created by a team that includes you, the parent; contains information about your child’s interests, strengths, needs, goals, and educational program. It is a legal document that describes how the DOE will provide your child:


A Free and Appropriate Public Education (FAPE)
In the Least Restrictive Environment (LRE).

https://www.schools.nyc.gov/special-education/preschool-to-age-21/special-education-in-nyc

息子くんの場合は2歳半からEarly Interventionを受けていたので、プログラムの移行はわりかしスムーズに進んだように記憶しています。ただ、別プログラムであることで、別の担当者との会議、一からのEvaluationをしなければいけなかったと思います。この時に言われたのは;

「家で日本語を話しているって言わないほうがいいかもしれない。通訳が見つからないことでプロセスがうまく進まない可能性が高い。」

このアドバイスを受け入れて、日本語は多少話すけど、主なコミュニケーションは英語で行っている、という前提で進めた結果、どんどんスムーズに進みました。

実際、息子くんには言葉があまり通じないですし、夫とは英語のコミュニケーションですので、息子くんにはほぼ英語で話しかけていましたし。

万が一、両親ともに日本人で、家では100%日本語でコミュニケーションをとっていて発育の遅れが見つかった場合、いったい皆さんどんな苦労をしているんだろう…実費で通訳を雇っているんだろうか?と今になって疑問に思っています。

アプローチ方法の変更が大正解!

2歳半から始めていたセラピー。デイケアの一角を使ってスピーチ、OTと週1回30分程度で受けていましたが、あまり効果がないようでした。OTセラピストもあまり感じがよくない人みたいでデイケアのオーナーも難色を示していたところでした。

Evaluationを進めるうちに、息子くんの状態があまりよくなく、言葉の遅れだけでなく学習能力にも遅れが出ていると指摘されました。

現状のセラピーでは全然足りない!至急より良いサービスを受ける必要が出てきたため、毎日2時間、それに特化した学校に通わせてもらえることになりました。

幸い、送り迎えのバスも無料で提供してもらえますので、朝デイケアに連れて行ったあとバスが迎えに来て学校が終わったらバスでデイケアまで送り届けてくれます。

※このバスとのやり取りもだいぶ苦労しました・・・・

そこに通うようになって1か月、あっという間に変化が見えるようになりました!デイケアのオーナーもびっくり。

歌を歌おうとしたり、言葉を発しようとしたり、他の子供たちと遊ぼうとしたり。ポジティブな効果がどんどん出てきたのです!

やっぱりそれ用にトレーニングしてきた人たちは違うんだなぁ…と感心したのを覚えています。

それでもまだまだ単語は増えませんし文も話せていないので、会話ができるまでの道のりは長いのです…

(続く)

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