習い事を探す苦悩

7歳にもなると、周りの子たちはいろいろな習い事を始めています。サッカー・バスケットボール・野球・空手・スイミング・体操などなど。成長がゆっくりで性格も穏やかな息子くん。何か好きなものや得意なことが見つかったほうが、大人になったときの心のよりどころを見つけやすいと考えているので、習い事はさせてあげたいとは思っています。

「普通の子」ではないということ

そこでやはりひっかかってしまうのは、同世代の子供に比べて、指示を理解するのに時間がかかること。また、他の子供たちとのコミュニケーションもうまくいかないことも多いことです。なので、一般的な習い事のコースを受けても、楽しいと思えるレベルまで達成するのに時間がかかるのが現実です。

今までピアノとスイミングを習わせてみました。

ピアノ:知り合いの紹介で日本人の先生。プライベートレッスンなので息子くんのペースで進めることができました。ただ、心を開くまでに時間がかかり、先生の指示に従って歌を歌ったり鍵盤を叩いたりという簡単なことも難しく、娘ちゃん出産を機にフェードアウトしてしまいました。。。

スイミング:昨年学校とYMCAのスイミングクラスが提携し、クラス全体でスイミングを習わせてもらえる機会がありました。その時、とっても楽しそうにしていたと聞き、家でもスイミングの日を楽しみにしていたので、学校提携のプログラムが終了したタイミングで、同じYMCAのスイミングクラスにサインアップしました。

ここで、落とし穴。学校のクラスで習いに行ったときは、担任の先生がた(特別学級用に訓練している先生)が引率し、毎日過ごしているクラスメートたちとレッスンを受けていたのです。

しかし!YMCAのスイミングクラスはそうはいきません。通常のスイミングインストラクターによるレッスンで、発達障害のない同世代の子供たちとレッスンを受けます。初心者コースなので上手に泳げる子供たちはいないものの、やはり指導のテンポや注意のかけかたには満足できませんでした。

多少水への恐怖心は弱まり、プール遊びが好きにはなったので大失敗とは思っていませんが、続けていてもあまり進歩しないと考え、こちらも退会。

発達障害に特化しているクラスはやはりすごい

いろいろリサーチした結果、14th Street Y (住所 344 East 14th StreetNew York, NY 10003)という施設で発達障害児を対象としたプログラムがあることを知りました。先日、カポエラの体験レッスンを受けてきたのですが、最初は緊張してしょんぼりしていた息子くんですが、数分後にはニコニコしながら楽器を触り、しばらくするとドアの向こうから笑い声が聞こえてきました。(保護者は外で待機です)

保護者は外で待機しているのですが、特殊?な子育てをしているからでしょうか。コミュニティ意識が強いんでしょうね。いきなり声をかけあい、情報交換をしてくれました。連れて行った娘ちゃんにもたくさん声をかけてくれ、今英語コンプレックス真っただ中の私の心もだいぶ軽くなりました。

そんな暖かい雰囲気の中、超ド級の人見知り、先述したように英語コンプレックス真っただ中、非社交的な私でも、40分間あっという間に過ぎました。

息子くんはといいますと、満面の笑みで汗だくになって出てきました!インストラクターの方々もたくさん褒めてくださって、対応の仕方もちゃんと心得てる感じが見て取れました。

あ~・・・さすがだなぁ~。なんでもっと早くこういうプログラムに絞って探さなかったのか・・・(って、こういう後悔ばっかり笑)

もちろん入会決定です!!!!

この施設ではスイミングもあるそうなのですが、今はクラスはお休みだそうなので、まずはカポエラから。。

写真は撮り忘れてしまったので、次回行ったときにでも外観の写真を撮ってきますね。(ブログ初心者らしい凡ミス)

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